どしろうと製作所:WebLog

どしろうと製作所のBlogバージョンです。
「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
「何のために」思考を考える
何のためにその行動をするのか?して欲しいのか?ということを、常に意識して考えることが出来ると役立つことが多いです。
※ただし、思考停止で業務が出来る世界を良しと考えている場合を除く。

XXをやりたいために、XXを行う…という思考のクセですね。
今回はこの考え方を”「何のために」思考”と名づけて考察してみます。

■「何のために」思考の効果

この、1つ1つの行動に対して「何のために」を考える作業ですが、さまざまな効果があります。

例えば、単純に週次の報告を行えばよい or 週次報告をやれ! …というのではなく、現在10個のプロジェクトをチームで扱っているけど遅れの傾向を早期から確認するために週次報告を行う …というのであれば、出てくる報告内容が変わってきます。

★自分で行う場合の「何のために」思考の効果
・無駄なことの判断や意味のないことの発見に繋がる
・より効果的なやり方が思いつくことがある
・(相手に確認することで)作成する内容が相手の欲しい内容に近づきやすい

★相手に指示する場合の「何のために」思考の効果
・相手に納得して行動して貰いやすい
・自分が欲しい情報や行動を行ってもらいやすい
・より目的に効率的に近づく別のやり方を提示して貰うこともある

「意味のない」「意味が分からない」行動は価値が低くなりやすい傾向があります。価値のない行動を減らすことが出来るということがこの思考の効果となります。ひと手間かけてでも「何のために」を考えることは役立つことが多いでしょう。

その他の効果としては、論理の因果関係を考える力が向上しますので「なぜなぜ分析」が上手になったりします。
※「なぜなぜ分析」は有名である分多くの人が使い、イマイチのやり方が出回ってもいるように思われます。これは気が向いたら別途Blogにでも作成します。


■「何のために」思考の鍛え方と誤った例

※体験談
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A)
上司:この資料の内容を教えて貰えない?
部下:なんのためにですか?
上司:(答えられない)
⇒意味や目的を考えずに行動している場合に起こりうる状況です。
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思考のトレーニングのためには、相手にでも自分にでも「何のために」と問いかけてみると良いです。すぐに答えが出ない場合は、鍛える意味でも少しだけ立ち止まって考えてみるクセをつけると良いです。
繰り返し行ってみると、素早く「何のために」思考に辿りつくようになってきます。

この際、こんな感じの場合もありますので注意してください。

※体験談
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B)
上司:この資料の内容を教えて貰えない?
部下:なんのためにですか?
上司:知りたいからだ!
⇒いわゆる「循環論理(トートロジー)」となります。答えているつもりで満足感もあるかもしれませんが、何の意味もないですし中途半端な回答満足感が出るので成長も出来ません。
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思考を行う場合には「循環していないか?」だけは考えてみると良いです。循環論理は思考の停滞に繋がりますので、より良いアイデアや行動を妨げることになってしまいます。


■デメリットや不要となる環境

デメリットとしては、「トレーニングが必要」という点と「考える際にタイムラグが発生する(ただしトレーニングで短縮は出来る)」という点になると思われます。

また、このような場合には不要です。
・上位の人から言われたことを単純に実現すればよい
・意味など考えずに手早く仕事をする
・決まった答えを反射的に言うことが求められる

このような環境を良しとするか?ですが、上記が気になる人はこの記事自体も読んでないでしょう^^


■勉強する方法の一つ(TOC for Education)

なお、TOCfE(教育のためのTOC(制約理論))ではこの「何のために」を考えることが鍛えやすいツールや手順を紹介しております。
関東や関西圏であれば無料での勉強会も多く開かれておりますので、興味がありましたら調べてみてはいかがでしょう。
| 論理思考 | 23:12 | comments(0) | - |









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