どしろうと製作所:WebLog

どしろうと製作所のBlogバージョンです。
「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
事例を有効に活用するには?〜3つの概念から考えてみる〜前編
自分はコミュニティ関連はマニア的で参加回数も多いですし、いくつか運営なり発表なりもやってます。

この事例発表というもの、聞いて役に立てることが出来る人もおりますが、役に立たない、上手く行かなかった…と感じる人も多数おられるのではないでしょうか。
今までこういった反応を見ていて/自分でも体験して、事例を聞いた時の反応にある程度パターンがあるような感じがしました。

この事例に対する反応の分析と、有効に活用するための方法として(他にもあるかもしれませんが)3つの概念をヒモづけて紹介してみます。

■事例に対する反応のパターン

事例発表を聞いた時として、以下のような反応が見られます。
・我々のドメインはXXXだから違うよな
・ウチの環境では難しい、発表者の環境とは違うんだよなー
・原理原則っぽくって役立たない
・あの技術、役立つと思って取り入れたけど上手く行かない
・社内の反対がきついんですよ…

これらに対して、以下の3つの概念を考えてみます。

1.抽象化
2.関係の質と思考の質
3.変化に対する抵抗(抵抗の6階層)

※他にもあるかもしれませんので、ツッコミや「こんなのもあるよ!」という意見があれば嬉しいです。


■1.抽象化

1つ目は抽象化の能力の有無です。事例発表ではとても具体的な内容のもの、抽象的な内容のものがあります。さらに、具体的な内容であればドメイン分野が限定的になると思われます。

これらに対する反応をいくつか絵に描いてみましょう。

A) 我々と分野/環境が違うんだよなー
抽象化なしそのいち

B) 原理原則っぽくって役立たない
抽象化なしそのに

こういった方は以下のようなものを求めているのではないでしょうか。
※ドメインがあっていても「ウチの組織とは違う…」という場合もあるかもしれませんが。
運の良い場合?

この「完全にあてはまる」場合は稀にあります。しかし、仕事の多様性や環境までを含めると「完全にあてはまる」という可能性は低いです。
その「完全にあてはまる」場合のみを追い続けると、得られるモノが少なくなってしまいます。
ここで、抽象的な概念を取り出して、自分達が適用できる要素はどれか?を考える力があると「この部分は役に立つ!」と考えて、部分的に取り入れることが出来るようになります。
抽象化を活用しよう!

以上を考えると、原理原則的と感じるような内容については、最初から抽象化した要素を紹介することで多くの人に役立つ情報を提供しているということにもなりますね。

抽象化に加えて具体化も出来るようになりますと、聞いた内容を役立てることが上手くなります。あわせて、(ISOなどの)何らかの標準から自分の環境に適用すること(テーラリングとも言われます)も上手になります。

1つ目で長くなってしまったので続きは次回にします。
| 論理思考 | 14:01 | comments(0) | - |









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