どしろうと製作所:WebLog

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「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
CCPMのおはなし3-7(実践編7):計画を作成する:クリティカルチェーンを決める
CCPMのおはなしシリーズです。
実践編紹介中です。具体的な実践手順を1つずつ紹介してみます。今回は計画をスケジュール上に落とし込んでクリティカルチェーンを決める作業となります。
※紹介する実践手法は、一部特殊な部分があることから”シングルCCPM”と名前付けしています。

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<参考情報>
本内容は連載的に紹介しております。本記事の前提や全体的な構成についてはこちら(リンク)を参照ください。
現在記載の内容は実践編です。こちらの前提や構成に関してはこちら(リンク)を確認ください。
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※実践編の前半の計画を作る部分では、プロジェクトの例えとして通称「カレープロジェクト」を活用しています。
前回にタスクに対する見積りとリソース制約が考慮された計画までが作られました。ここから、クリティカルチェーンの決定まで進めてみます。

なお、本記事で紹介する「フリーでCCPMを行う方法」に対応する部分を”シングルCCPM”という名前付けをして、一般的なCCPM実践手法と並列に紹介しております。


■(一般的なCCPM実践手法での)クリティカルチェーンの決定

一般的なCCPMツールを使うことで、前回の制約を考慮したネットワーク図まで完了した時点でクリティカルチェーンは自動的に決定してくれます。
便利な世の中ですねぇ。

…とはいえ、実際の手順を知っておくことは重要ですので、実際にツールなどが行っている手順を紹介しておきます。

★スケジュールへ展開する
制約を考慮したネットワーク図をスケジュール上に落とし込みます。
スケジュールへ
※クリックで拡大。

見積り日数とタスク間の依存関係、リソース制約による依存関係が決まることでスケジュール上の予定が明確になります。このスケジュール表示上においても、リソース制約を考慮して「山崩し(リソースが偏らないように分散させる検討)」が可能になります。


★クリティカルチェーンを判定する
既にスケジュールはリソースの考慮が行われております。
そのため、一般的なCCPMツール上では図で最も長タスク列がクリティカルチェーンとして自動的に”判定”されます。

以下の図でクリティカルチェーンを明確にしてみました。
ようやくクリティカルチェーン
※クリックで拡大。


■(一般的なCCPM実践手法での)タスク合流の扱い方

さて、タスクの合流に関しての扱い方です。クリティカルパスではないタスクに関しては合流の扱いはどのようにすればよいのでしょう?
早く始めても、遅く始めてもよい事にはなります。

CCPMでのスケジュールの作り方としては、原理編で紹介したように「合流バッファ(Feeding Buffer)を入れて遅く始める」という方針になります。
なるおそ計画
※クリックで拡大。

参考:CCPMが解決する対象問題の関連性と解決方針
「■(参考)バッドマルチタスクの対策」の部分に記載しています。


■(一般的なCCPM実践手法での)全体バッファの設定

クリティカルチェーンに対して全体バッファの設定を行います。
このバッファ設定方法は、見積りで削減した分をそのまま設定する、削減した分の50%…といった方法などがあるのですが、こちらに関しては見積り削減方法とあわせて実践編の番外編,脳匆陲靴泙后

今回のカレープロジェクトでは、クリティカルチェーンの半分の大きさ(40分)を全体バッファとして設定しておきます。
バッファを設定
※クリックで拡大。

以上でCCPMにおける計画作成完了となります。


■”シングルCCPM”でのクリティカルチェーンの決定

”シングルCCPM”では、クリティカルチェーンは1本に”決める”ことになります。

参考:一般的なCCPM実践手順と、紹介する方法の実践手順の違いと制限事項
「■”シングルCCPM”の制限ポイント」の部分に記載しています。

クリティカルチェーンを決める方法につきましては、上記までに記載した「一般的なCCPM実践手法」で導出する方針で可能です。

ただ、こちらの”シングルCCPM”手法では「1本のクリティカルチェーン」以外は強い興味を持たないスタイルですので、手順の短縮方法としてネットワーク図から直接最も長いタスク列を選択する手順も可能にはなります。
ネットワーク図から直接
※クリックで拡大。

ただ、いつのまにかクリティカルチェーンが切り替わっている可能性も有りますので、全体を把握できる計画とセットにすることを推奨します。

こちらの”シングルCCPM”の手法では、クリティカルチェーンとして決定されたタスク列をExcelフォーマットに展開することで進捗管理を実施します。
”シングルCCPM”のひな型へ登録


これで計画の作成が紹介しました。
作成したクリティカルチェーン+バッファを管理することで、毎日の問題の優先順位を明確にすることが出来ます。

次は運用のおはなし…と行こうとも思いましたが、一旦”シングルCCPM”におけるひな型の紹介とその使い方について次回紹介します。
その後、3回ほど番外編として計画におけるTIPSや現実的な状況に対応する方法についても紹介してみます。
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