どしろうと製作所:WebLog

どしろうと製作所のBlogバージョンです。
「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
「SaPID×TOCfE:未来予想型改善ワークショップ」を実施してみた
SaPID×TOCfE:未来予想型改善ワークショップ 〜より価値の高い計画とふりかえりで、リスクを捉え改善を続けるチームへ!〜

…というタイトルでワークを開催してみました。
「SaPID*1」という自律型プロセス改善実践手法を提唱している安達さんと共同で内容検討を行ったワークショップとなります。
ロゴ
ひとことでは「未来予想図」を用いたワークというものになります…が。これだけの紹介では分かりませんね^^

ざっくり紹介すると、計画〜中間ふりかえりを「想定される問題や未来の事象を整理した構造図(≒未来予想図)」を作成し、更新しながらチーム活動の方針を決めるという内容になります。

今回は、こちらのワークショップの当日における流れを軽く紹介してみます。


■参考情報

*1:SaPIDとは、”Systems analysis/Systems approach based Software Process Improvement methoD”の略語で、当事者自らが解決すべき問題点を特定し、現実的に解決(改善)しながら段階的・継続的にゴールを目指す手法です。
誰かにやらせる、やらされるのではなく、当事者自らの意思で自律的に運営し、改善を進めることを志向するのが特徴です。
参考:Software QuasolSaPID2.0


■未来予想型改善ワークショップ:概要

ミッションとして「折り紙」を複数種類折る活動を行います。
おりがみー

この「折り紙」には簡単な作業時間見積もりを実施しますが、ある程度は見積り時間の予想が外れるような仕掛けも入っております。

この折り紙ミッションを少々厳しめの時間・品質条件で実施して貰います。
厳しい条件の中、参加者側のチーム(4〜5名)単位で不安や気がかり事項を提示して貰い、「計画」を作成します。

この計画段階で、「将来の問題点」「これから起こりそうなこと」を事象として出して、その関係を構造として整理を行います。完成した構造図を「未来予想図」と呼ぶことにします。

この未来予想図から対策を考えて活動方針を決めて折り紙作業を行います。

実作業は5分単位で区切り、中間でのふりかえりを行うことで「未来予想図」における予想状況のアップデート、次の対策を行っていく…という流れで作業を進めて行きます
概念図


■当日の状況

当日の状況を写真を交えて紹介しておきます。

1.最初の挨拶、アイスブレイク
 簡単な自己紹介、チーム名を決めるなどを行います。

2.「折鶴」での実力把握
 イキナリワークを開始しているのですが、まずは「折り紙」の実力を把握しておくために「折鶴」をとりあえず折ってみてスキルと時間想定を把握します。
折り紙タイム

3.ミッション内容の見積りと目標設定
 簡単ですが、ミッション内容に対して時間見積りを実施して貰います。参考となる時間基準として「折鶴」の結果を用いて見積って貰います。

4.未来予想図の検討、リファイン
 未来予想図の作成作業に入ります。
未来予想
 最初は参加者の思うまま出して貰いますが、「上手な表現」や「整理方法」を知っておくと便利ですので、そのテクニックを(安達さんに)少し紹介して貰いながら未来予想図の構築を進めます。
安達さんタイム

5.対策の検討
 未来予想図上で想定される問題や目標達成のための対策を考えます。対策のターゲットとなる未来予想図上のターゲットとなる問題点をシールを貼ることで重みづけをするなどを行います。
対策検討
 この段階で、必要に応じてマネージャとの交渉も可能にしております。

6.折り紙の実施
 ここでようやく折り紙作業となります^^
おりがみ♪
 5分単位で区切って進捗の確認と中間ふりかえりへ移行します。

7.進捗確認・中間ふりかえり
 進捗を確認後、「未来予想図」の内容を確認しながら中間のふりかえりを実施します。このふりかえり結果を用いて未来予想図のアップデートも行います。この段階で、未来予想図の「より良い表現や整理方法」に気がつくこともあります。
ふりかえり

8.4〜7を3イテレーションほど繰り返します。
 3イテレーションと少しくらいで終了となります。

9.終了後、ワーク全体のふりかえりを行います。


■結果
 結果としては、初期の見積りから半分以下の時間で完了、という結果になりました。チームの皆さんが考えた問題点や不安事項を解決しながら進めることで効果があったと考えております。
 参加者側にアンケートを取らして貰いましたが「仕事の役に立ちそう」という意見を多く頂くことが出来ました!

 今後はバージョンアップをして開催してみたいと考えておりますので、興味がある方はご参加検討下さい^^


■おまけ
 本ワークショップを共同で開発した安達さんのSaPIDサイトにもワークショップのレポート(←クリックでリンクへ)が公開されております!

| TOC/TOCfE/CCPM | 14:43 | comments(0) | - |









  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ