どしろうと製作所:WebLog

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「どしろうと製作所」のHPの記載内容とはあまり関係無いです。
気が向いたときのみ更新します。
テストカタマリーの紹介2:カタマリーの例
「テストカタマリー」と呼ぶ謎の記法についての紹介シリーズです。
今回は「テストカタマリー」を用いたテスト表記の例を紹介してみます。

※注意事項
・本記事ではテストカタマリー「記法」に対する説明を優先しております
・紹介しているテストには当然のごとく抜けがあります
(抜けが無いテストを検討することを意識しておりません)
・テスト設計の手順を紹介するものではありません

関連記事のまとめはこちら


■例となるテスト対象:iPhoneの「時計」

比較的規模の小さいテスト対象として、iPhone標準に入っている「時計」のアプリについてテストをすることにしてみます。

手元のiPhone(iOS ver10.1.1)においては、以下のような画面構成となっております。
あいぽん時計
※クリックで拡大

なお、使い方については、見た目+簡単に検索して判断できるレベルとして細かい部分は言及しないことにしておきます。


■テストカタマリーでの表現(全体)

テストカタマリーの記法を用いて「時計」アプリのテスト全体像を示した「全体カタマリー図」を紹介してみます。
※なお、一部については細かい検討は省略しております。クリックで拡大。
例の紹介

ツールはastah*のクラス図を使っておりますが、まあ、比較的表現に便利だからです。

上記の図には以下のような概念が含まれます。
全体カタマリー説明
※クリックで拡大

.謄好箸魏瑤派集修靴燭發痢覆海1つ1つをテストカタマリーと呼びます)
▲僖拭璽鵑砲茲襯謄好肇タマリーの継承
パッケージ:「画面」として分類出来そうなテスト
ぅ僖奪院璽検А峅萍漫廾奮阿派兵粗胆から着想を得られるテスト

※本記事では品質特性の説明は省略します。


■テストカタマリーでの表現(アラーム詳細)

上記の全体像で示したテストカタマリーの1つ、「アラーム」に関して「詳細カタマリー図」を紹介します。
こちらもastah*でクラス図を用いて表現を行っております。
例の紹介(詳細)
※クリックで拡大


こちらでは、階層構造(has-a関係)で表記すること、最下層でテストケース(正確には、テストケースもしくはいくつかのテストケースの集合)を記述することを可能としております。

上記の図には以下のような概念を使用しております。
.僖拭璽鵑砲茲觀兢
has-aの関係
テストの関連

そして、テストカタマリーの最下層にぜ尊櫃離謄好肇院璽垢箸覆觜猝椶魑載しております。
詳細カタマリー説明
※クリックで拡大


このように、全体図->詳細図という感じでDFDで使われるような階層的な表現が出来るようにしております。

※参考:テストカタマリー詳細検討時に参考としたDFD
上記のアラーム詳細は、以下のDFDを参考として分析した内容をもとに考えてみたものです。
DFDの参考
※クリックで拡大


■テストカタマリー参考:詳細表記からのテストケース作成

詳細表記からテストケースを作る場合には、最下層のテストケースとなる項目を具体的にテストケース1つ1つに落とし込む作業を行います。

.謄好箸亡慙△垢襯僖薀瓠璽燭鮴依して、必要に応じて(CFDやCEGを活用して)ロジックを検討、それぞれの組合せをデシジョンテーブルにする…といった内容です。
※「テスト詳細設計もしくはテスト実装」と呼ぶことが出来る活動です。

テストカタマリーの一部をテストケースまで落とし込む例は以下となります。

.謄好箸亡慙△垢襯僖薀瓠璽燭鮴依
手順1
※クリックで拡大

パラメータ整理には自分が比較的やりやすい理由から、マインドマップを使ってます。

必要に応じて(CFDやCEGを活用して)ロジックを検討
手順2
※クリックで拡大

アラーム編集のパラメータ全体における「ラベル」部分を取り出してロジック検討を行っています。
CFDと呼ばれる記法を用いております。

それぞれの組合せをデシジョンテーブルで表記する
手順3
※クリックで拡大

デシジョンテーブルまでに落としこんでいるのであれば、個々の#で記載された列がテスト実施の対象となります。テストケースはデシジョンテーブルを1つのテストケースと呼ぶことも出来ますし、デシジョンテーブルの#1、#2…の1つをテストケースと呼ぶことも出来ます。
これらの粒度の使い分けは、組織のやり方や使用するテスト管理ツールにあわせて設定して貰えると良いです。

ここで、テストカタマリーの最下層の呼び方は難しいです。「ハイレベルテストケース」という表現も出来そうですが、「テストケースまで落としこみやすいサイズ」の項目に出来ると良さそうです。


■まとめ

このように「テストカタマリー」を用いることで、全体像を作成しつつテストケースを詳細まで落とし込むまでを繋がりのある流れで整理することが可能です。

次回は、テストカタマリーの記法の詳細と記述の補助が出来るひな型(astah*ファイル)について紹介します。
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