どしろうと製作所:WebLog

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テストカタマリーを活用したテスト設計プロセス案1:例となるテスト対象とテストプロセス全体像の紹介
以前紹介した「テストカタマリー」と呼ぶ謎の記法を活用したテスト設計を行うためのプロセス案を紹介します。

注:こちらのシリーズは以前のテストカタマリーの記事を読んでいることを前提としており、テストカタマリー自体の説明は本シリーズでは省略します。
なお、テスト設計対象のテストレベルは機能テスト/システムテストとなります。

記事のまとめはこちら。

今回紹介するテスト設計プロセスでは、具体的なテスト対象の設定を行い、そのテスト設計の例を交えて紹介します。

■例となるテスト対象の紹介

例となるテスト対象ですが、「テスト設計コンテスト」と呼ばれる大会においてテストベースとして使用されております「ASTERカラオケシステム要件定義書_Ver2」を設定しております。

こちらのカラオケシステムをテストする手順を例として、テスト設計プロセスを順に紹介していきます。そのため、「既に何らかのテストベースが存在している状況でテストを設計する」というコンテキストでの紹介となります。
対象となるテストレベルに関しては、一般的に「機能テスト」や「システムテスト」と呼ばれる範囲を想定しております。


■紹介するテストプロセス全体像

テストプロセスの全体像ですが、次の手順で紹介します。

1.テストベースを分析する
2.テスト要求の全体像を明確化する
3.各テスト要求を詳細化する
4.テスト詳細設計によりテストケースを完成させる

個々の概要について簡単に記載しておきます。

1.テストベースを分析する
テスト対象となる文書などは、主に開発向けとして記述されている場合が多いです。これらの文書をコピペのような方法で単純にテストへ展開した場合に、全体像が分かりづらくなり、テストすべきだったものが抜けてしまう可能性もあります。
そのため、テストベースを一度テストをやりやすいような「参照モデル」として情報を整理する作業を行います。

2.テスト要求の全体像を明確化する
テスト要求とは「テストすべきもの」としておきましょう。
テストのスコープを決め、抜けを確認しながらステークホルダと合意して進めるためには、テスト要求の全体像を整理して明確化することが効果的です。
ここで「テストカタマリー」の記法を用いて、テスト要求の全体像を作り出す作業を行います。

3.各テスト要求を詳細化する
テスト要求の全体像の段階では、各テストの詳細まで明確ではありません。しかし、実際にテストを行うためには、具体的なテストケースをつくることができる程度に詳細化する必要があります。
個々のテスト要求をテストケース作成が可能になる程度に詳細化する方法を「テストカタマリー」の記法を用いて紹介します。

4.テスト詳細設計によりテストケースを完成させる
最終的に具体的なテストケースへ落とし込むため、テスト詳細設計を行います。
この段階では、テスト技法を用いて具体的なパラメータの組合せを明確にして、テストケースまで作り込む作業を行います。

なお、巷で話題の「テストアーキテクチャ」に関する説明は行いません。テストカタマリーを用いたテストアーキテクチャの表現について上手い活用方法があったら紹介して頂けると嬉しいです^^


■各種使用する図や表の関連

具体的な内容は後ほど説明を行いますが、今回使用する図や表の関連に関しては次のように関連性を持つことになります。


こちらの説明は、個々の説明を行った後にもう一度詳しく記載します。


それでは、テスト設計プロセスに関して順に紹介を行ってみましょう。
| 技術 | 13:56 | comments(0) | - |









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